長谷部誠から学ぶ ビジネスで役立つ7つのマインド

スポーツ

本日は元日本代表のキャプテンで、ドイツブンデスリーガのフランクフルトで活躍する長谷部誠選手のマインドについて考察していきます。

長谷部選手と言えば、日本代表のキャプテンを歴代最長の8年間にわたり務めたまさに日本代表の顔といえる選手です。

私は浦和レッズファンなので、高卒から長谷部選手のプレーや振る舞いを見てきましたが、とてもそんな偉大な選手になるとは想像もできませんでした。確かに上手かったですが、圧倒的な身体能力があるわけでもなく、性格はやんちゃ坊主という感じでした

それでは そんな長谷部選手がどう成長してきたかを解き明かしていきます。
ビジネスマンの方もそのまま取り入れられる内容が多いと思いますので、参考にしていただければと思います。



サッカー選手のキャリア

所属チーム 所属期間
浦和レッズ 2002年~2007年
ヴォルフスブルグ 2008年~2013年
ニュルンベルグ 2013年~2014年
フランクフルト 2014年~2022年

長谷部選手の20年のキャリアになります。現在はフランクフルトに所属しています。
日本代表には2006年に初選出され、2010年の南アフリカW杯の直前にキャプテンに就任しています。

浦和レッズでは、Jリーグやアジアチャンピオンズリーグをはじま、数々のタイトルを獲得。
その活躍が認められて、ドイツに移籍。ヴォルフスブルグでブンデスリーガを制覇し、10年以上ヨーーロッパのトップレベルで活躍されています。

これだけみてしまうと申し分のないキャリアです。
ただ、ここまでの選手になるとは多くの人が予想していなかったはずです。
というのも、年代別の代表には1度も選ばれず高校生時代は無名の選手でした。
そんな選手が日本代表のキャプテンに。

様々なハードルを乗り越えてきたのだと思います。

 

心を整える~7つのマインド~

長谷部選手がここまでの選手になれたのは、心が整ってたからでしょう(笑)

ただ、選手としてフィジカル・テクニック面もですが、メンタル面での成長もすごかったと思います。
長谷部選手著の心を整えるからメンタル面の秘密を解き明かしていきます。

以下、心を整えるから、ビジネスマンの方に参考になる考え・習慣をピックアップしていきます。

【見習いたい7つの習慣を紹介】
①心を鎮める時間を作る
南アフリカW杯期間中に、1日の最後に必ず30分間心を鎮める時間を作っていたようです。
国を背負う重責、キャプテンとしてのプレッシャーでギリギリの精神状態の時は、心を鎮める時間を作ることでギリギリ保っていたようです。
また、試合への気持ちの準備は、直前にスイッチを入れると語っています。
過去の経験からイメージトレーニングをし過ぎると、本番前に冷静さを失ってい合うタイプという自己分析をされ、試合直前まで心のスイッチを入れないように意識しているということでした。

【ポイント】
1日のどこかで自分の心を鎮める時間を作る

②集団の中では潤滑油となり群れない
いろいろな人と食事にいったり、話したりするのは好きなようですが、いつも同じメンバーでという人間関係には気を使っているようです。
なぜなら、同じメンバーだと必ず愚痴大会になってしまうからだと。
ほとんどの方がご自身に思い当たるところがあると思いますが、自分にも厳しいスタンスですよね。

なので、チームメイトとは特定の人と付き合うわけではなく、いろいろな人と話すようです。
代表チームの打ち上げの幹事や、監督から選手に共有して欲しいことは長谷部選手が窓口になることが多いとのこと。

人付き合いのスタンスもキャプテンに選ばれた要因ですね。

【ポイント】
群れない、特定の人付きあいだと愚痴大会になり、甘えにつながってしまう

③組織の穴をうめる
長谷部選手は、ずば抜けた身体能力やドリブルがないという自己分析をされていて、試合に出るためのストロングポイントを「組織に足りないものを補う力」と言い切っています。

全体のバランスの悪さをみて、チームがバランスがよくなるような働きを常に意識しています。
その象徴的な例が、ドイツに移籍する際の評価ポイントは90分を通して組織に貢献できる、穴を埋めれる選手と評価され、移籍が決まったというエピソードがあります。

【ポイント】
組織の穴を埋める、目立たない役回りかもしれないが 見てくれている人は必ずいる

④常に最悪を想定する
2010年W杯の敗退がPKで決まった瞬間、長谷部選手以外のすべての選手がうなだれていた。当然である。しかし長谷部選手だけはすっきりした表情でキーパーのところに歩き出しいる写真です。

 

2010年W杯 敗退が決まった瞬間

2010年W杯 敗退が決まった瞬間

本の中で負けを覚悟していたと語っていました。
長谷部選手は常に最悪を想定する習慣があると言っています。
それは悲観主義者ではなく、決心を固めるために必要だから最悪を想定しています。

【ポイント】
最悪のケースを想定する。決心を固めるために必要な作業である

⑤夜の時間のマネジメント
なんと長谷部選手は電気をつけたまま寝たことがないらしいです。
当然これを話すと毎回驚かれるとのこと(笑)

なので、決戦の前でもいつものようにしっかり睡眠ができるように、「寝るまでの1時間の過ごし方」をルーティン化しています。

リラクゼーション音楽を流す→お香を焚く→高濃度酸素を吸う→特性ドリンクを飲む→アロマオイルを首筋につける→耳栓をする

そして就寝です。

【ポイント】
いつでもしっかりした睡眠がとれるように、ルーティン化しておこう

■⑥迷った時こそ、難しい道を選ぶ
これは難しいですよね。誰しもが楽な道を選んでしまいがちです。
長谷部選手は進路を決める時に、結果的に周囲から無茶だと思われる決断をしてきたようです。
難しい道ほど自分に多くのものをもたらし、新しい世界が目の前に広がることを経験を通して分かっているようです。
ただ、今いる場所でまだ何もやり遂げていないのなら、そこにとどまる方が得るものが多いはずとも話しています。挑戦と逃げることは違く、今の環境でしっかりやりきることの重要性も語っています。

【ポイント】
高い壁のほうが、乗り越えた時に得られるものは多い。苦しみがあるからこそ挑戦は楽しい

■⑦ミスチル
長谷部選手が好きな方であれば、ご存知かもしれないがミスチルが大好きである。
終わりなき旅は試合前に必ず聞いている。
他にも心を整えるには長谷部選手の好きなミスチルの曲ランキングがある。
音楽はモチベーションを上げたり、スイッチの枠割もしてくれるので 参考にしてもいいかもしれない。

【ポイント】
音楽を上手く取り入れる

以上長谷部選手著の心を整えるからビジネスにも応用がきく、7つのマインドを取り上げました。
成長志向の高い方や、プロジェクトのマネジメントをされている方には学ぶべきところが多いのではないかと思います。

 

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